静岡市静岡医師会のホームページにようこそおいでくださいました。令和6年6月より静岡市静岡医師会長に就任いたしました鈴木研一郎と申します。
静岡市静岡医師会は令和6年6月末現在で825人の会員から構成されており、その目的は「医道を高揚し、医学医術の振興及び公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉の増進に寄与すること」にあります。今期は3人の副会長、17人の理事に加え、 多くの会員の協力を得て24の委員会を構成し、9つの事業を展開しています。
事業活動の一部をご紹介します。
公衆衛生関連事業では、国民健康保険特定健康診査や後期高齢者健康診査、がん検診、乳幼児や妊婦健診、予防接種などの円滑な実施と受診率、接種率向上に力を入れています。また、学校医や園医を選出し、学校側と協力して学校検診を実施しています。
地域医療対策事業では、病院と診療所の連携を含めた「治す医療」の推進はもとより、地域包括ケアの考え方に基づき、多職種や地域を巻き込んだ「支える医療」の体制づくりにも取り組んでいます。自宅で最後を迎えたいという方々や、それに携わる会員医師や訪問看護師を支援するための「在宅安心連携システム」を構築、運用しています。また、医療介護連携推進センター事業として医療・介護職からの相談への対応や連絡調整等を行っています。
危機管理事業では、大規模災害時に備えた救護所の設置運営等の訓練を静岡市や他団体と協働して行っています。感染症対策では、新型コロナウイルス感染症の流行への対応を礎に、定期的なカンファレンスや訓練を実施するとともに、抗菌薬適正使用の推進や感染防止対策の周知活動を行っています。
その他に、静岡市急病センターでは昭和50年から静岡市からの委託事業として、平成18年からは指定管理者として、静岡市清水医師会、静岡市薬剤師会のご協力も得ながら、午後7時から午後10時まで365日無休で一次救急を担っています。また、平成7年から静岡市静岡医師会健診センター「MEDIO」を運営し、事業者健診や個人健診を通じて市民の健康管理のお手伝いをさせていただいております。
上記以外の様々な事業も行いながら、今後も静岡市の地域医療を支え、市民の皆様が安心して暮らせる街を目指してまいります。どうぞよろしくお願いします。
一般社団法人静岡市静岡医師会
会長 鈴木研一郎