静岡市静岡医師会は、旧静岡市(現在の葵区、駿河区)の医療、保健の担い手として、約320名の開業医と約440名の勤務医により組織され、活動しています。
静岡市静岡医師会は、明治13年に設立された「静陵会」を基とし、明治20年に「静岡医会」と改称。明治39年に制定された「医師会規則」により、それまでの「医会」が解消され新たに「郡市医師会」が組織されることとなり、明治41年に「静岡市医師会」となりました。その後、昭和22年には「社団法人静岡市医師会」、平成15年には旧静岡市と旧清水市合併に伴い「社団法人静岡市静岡医師会」と改称し、平成25年4月には「一般社団法人静岡市静岡医師会」となり現在に至っております。
その間、大正13年に看護婦養成所を開始、これが「静岡市医師会附属准看護婦学校」に発展し、平成13年度までに毎年50名余の准看護婦を送り出していました(平成14年3月閉校)。
また、救急医療については昭和36年5月7日の日曜日から「日曜在宅医」の制度を開始し、その後幾多の変遷を経て、現在まで継続される「日曜(祝日)緊急在宅医制」となりました。また、夜間救急の要である「静岡市急病センター」が昭和50年11月に開設されると、静岡市より運営を委託され、平成18年4月からは指定管理者として指定を受けています。
さらに検診関係では、昭和38年7月より会員向けに開始した検体検査業務から始まり、平成7年7月に「医師会健診センターMEDIO(メディオ)」を開設し、人間ドック等市民の健康管理に寄与しています。