一般社団法人静岡市静岡医師会は、静岡市の医療機関情報、
休日救急当番医など、健康にかかわる情報を発信しています。

文字の大きさ

医師会長挨拶

静岡市静岡医師会のホームページにようこそおいでくださいました。令和4年6月の定時総会後より、2期目の静岡市静岡医師会長を拝命いたしました福地康紀でございます。

静岡市静岡医師会は令和4年6月末現在775人の会員より構成され、「医道を高揚し、医学医術の振興及び公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉の増進に寄与することを目的とする」という定款に掲げた目的のもとに、今期は3人の副会長、19人の理事、78人の委員で24の委員会を構成し、9つの事業を展開しております。

事業活動例をご紹介いたします。
公衆衛生関連事業においては、この2年間新型コロナウイルス感染症への対応が中心となり、静岡市と連携して発熱診療体制、ワクチン接種事業、自宅療養者診療体制の構築に取り組んできましたが、継続して、特定健診や後期高齢者健康診査、各種がん検診と乳幼児や妊婦健診、および予防接種等の円滑な実施と受診率向上に向けて、静岡市と協働して取り組んでいます。また、学校医や園医の選出を行い、学校検診の実施を学校側と協働して行っています。

新型コロナウイルス感染症の影響により、この2年間は、地域医療対策事業の中核をなす公的病院と診療所の会員が一堂に会する研修会や意見交換会がほとんど開催できず、一部オンライン開催で行わざるを得ませんでしたが、患者さんにより良い医療を提供できる体制の構築と継続する目的で協議会は中止することなく、こちらもオンライン開催が主体ですが続けています。

また、自宅で最期を迎えたいという方、それに携わる会員や訪問看護師等を支援する目的で、「在宅安心連携システム」を構築して運用を続け、他職種との意見交換や研修会も前述した理由により、主としてオンラインで開催しております。平成28年に開設した医療介護連携推進センター事業では、引き続き医療・介護関係者からの相談対応や連絡調整、情報の収集や提供等の活動を行っております。

危機管理事業の中心となる、大規模災害時における市民の健康被害を最小限に留め生命を守ることを目的としたトリアージ訓練やデジタルアマチュア無線講習会の開催、また静岡市、自治会、歯科医師会、薬剤師会と協働して行う救護所設置訓練は、ほとんどがこの2年間行うことができませんでしたが、体制の見直しや充実を図るべく協議を続けています。感染症対策は、この2年間は新型コロナウイルス感染症への対応で忙殺されましたが、抗菌薬適正使用や感染防止対策の周知活動を行ってきました。

昭和50年11月より静岡市急病センターの管理運営を静岡市から委託され、平成18年4月からは指定管理者として指定され、現在、静岡市静岡医師会と静岡市清水医師会の診療所の先生方、総合病院の先生方、静岡市静岡薬剤師会と静岡市清水薬剤師会の先生方の出動により、午後7時から10時まで365日無休で一時救急医療を担い、市民の健康を支えております。
平成26年より静岡市の中心街にある呉服町タワーにおいて健診センターを運営し、事業所健診や個人健診を通して市民の健康管理のお手伝いをさせていただいております。医師会会員と連携し、病気の早期発見・早期治療に力をいれております。

今しばらくは新型コロナウイルス感染症への対応が中心となりますが、他にも様々な事業活動を行っており、これからも静岡市の地域医療を支え、市民の皆様が安心して暮らせる街を目指していく所存であります。どうぞよろしくお願い致します。

一般社団法人静岡市静岡医師会
会長 福地康紀

ページトップへ

Copyright© 一般社団法人静岡市静岡医師会 All rights reserved.